早池峰山、はやちね山(日本100名山)登山、花の100名山としても有名、固有種の高山植物(ハヤチネウスユキソウ) [日本100名山]
私の登山記録(日本100名山の全て)も終盤に近づき、98座目の山は「早池峰山」です。
岩手県東部、北上山地の山で、固有種の高山植物「ハヤチネウスユキソウ」が有名、花の100名山にも数えられています
ハヤチネウスユキソウ(ヨーロッパのエーデルワイスに最も近い種だそうです。)
2012年8月12日、今日も天気予報では後、しかも、午後の早くに雷雨があるかも知れないと言う
ただ、早池峰山は比較的低い100名山、その上、登山口の標高が1,050mと高いので行程時間はユックリ歩いても5時間程、正午前には下山できるので登山することに決めました
早池峰山登山GPSトラック軌跡
GPSトラックログ
累積標高差約1,000m、歩行距離8Kmの行程は、ユックリした速度で標高差300m/時間の私のペースだと5時間30分強です。
(私の登山目安は、ユックリしたペースで登る場合、休憩を含めて1時間に標高差300m、下る時は標高差500mを基準にして算定することにしています)
結果的には、GPSトラック軌跡から、行程距離:約8Km、累積高低差、登り下り:990m、
行程タイム(休憩、写真撮影を含む):5時間8分でした。
早池峰山登山口(河原坊)への自家用車アクセスは、毎年6月第二日曜から8月第一日曜までの土日祝日に交通規制が行われるので注意が必要です
私は夏場の登山シーズン中、交通規制が行われるものと誤解してシャトルバス乗り場を探しましたが…、規制期間じゃなかったので登山口まで自分の車で入る事ができました
今回の登山コースは、河原坊登山口からコメガモリ沢を遡り山頂へ、下山は小田越登山口を経由、舗装された自動車道を河原坊登山口へ戻る一般的なコースです。
午前5時30分、河原坊登山口から登山を開始
コメガモリ沢に沿って進みます。通常、何度かの渡渉があるようですが、この時期、沢の水量が少なく「渡渉」したと言う実感のないままに沢登りは終わってしまいました。
早池峰山は北上山地が侵食され、固い蛇紋岩質の岩が残って出来た山だそうで、コメガモリ沢コースは岩がゴロゴロした登山道を「直登」するかなりハードな登山道です。
流石に「花の100名山」だけあって、花のシーズン(6月中旬~7月下旬)が終わってしまった8月中旬でも登山道脇には多くの高山植物が花の名残を惜しみながら咲いていました。
登山道脇の高山植物を眺めながらのユックリ登山、午前7時12分に標高1,540mの「御座走り」と呼ばれる地点に到達しました。
登って来た方向を見るとこのような岩ゴロ道です。
午前7時29分、「打石」に到着、大きな岩の柱が建っていました。
更に少し進み、標高1,730m、午前7時38分には「千丈ヶ岩」に到着、この岩を乗り越えて前に進みます。
(千丈ヶ岩には鎖が設置されていましたが、鎖に頼る程の岩場ではありませんでした。)
午前8時5分、山頂に到着です。
山頂の祠、避難小屋
山頂標識
下山は、小田越登山口に向かいます。小田越登山口からの登山道は、河原坊登山口からの登山道に比べて平均的になだらかだと言えます。
(岩場が苦手な人はこちら側を利用すれば良いですね。)
山頂からの岩ゴロ道を少し下がると高山植物保護の為に木道が敷設されています。下山途中、結構長い鉄ハシゴが設置されている所がありますがハシゴの傾斜は緩く、特に問題はありません。
高山植物の種類は、河原坊登山ルートよりも小田越登山ルートの方が多いように思いました。
午前10時10分、小田越登山口に無事に下山
約30分の車道歩き(ここが一番足に堪えました)で河原坊登山口に帰着しました
早池峰山の高山植物(花の季節が終わっていたのが残念でした。)
ヨツバシオガマ
イブキジャコウソウ
ウメバチソウ
オオバギボウシ
コガネギク
シロバナトウウチソウ
ソバナ
タカネナデシコ
チシマフウロ
ナンブトラノオ
ハクサンシャジン
ハヤチネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
ミヤマシャジン
ヤマトリカブト
センジュガンピ
早池峰山の高山植物に関してはこちらのホームページが参考になります。
(花巻市の早池峰国定公園に関する公式HPです。)
http://www12.plala.or.jp/hayatine/index.htm
【追記】
2018年7月28日(土)、前夜は道の駅「はやちね」で車中泊、土、日、祝日は車両規制の為登山口まではシャトルバスを利用しました。このブログ記事の登山日は2012年8月、一番ポピュラーな河原坊-小田越コースが歩けたのですが、現在は河原坊-山頂コースが登山禁止(ガケ崩れ)になっていました。シャトルバスは登山者駐車場-小田越登山口間を運行、登山者は小田越登山口-山頂を往復することになっていました。丁度、早池峰山の花の時期でもあり、久しぶりに早池峰山の高山植物を堪能することができました。
岩手県東部、北上山地の山で、固有種の高山植物「ハヤチネウスユキソウ」が有名、花の100名山にも数えられています
ハヤチネウスユキソウ(ヨーロッパのエーデルワイスに最も近い種だそうです。)
2012年8月12日、今日も天気予報では後、しかも、午後の早くに雷雨があるかも知れないと言う
ただ、早池峰山は比較的低い100名山、その上、登山口の標高が1,050mと高いので行程時間はユックリ歩いても5時間程、正午前には下山できるので登山することに決めました
早池峰山登山GPSトラック軌跡
GPSトラックログ
累積標高差約1,000m、歩行距離8Kmの行程は、ユックリした速度で標高差300m/時間の私のペースだと5時間30分強です。
(私の登山目安は、ユックリしたペースで登る場合、休憩を含めて1時間に標高差300m、下る時は標高差500mを基準にして算定することにしています)
結果的には、GPSトラック軌跡から、行程距離:約8Km、累積高低差、登り下り:990m、
行程タイム(休憩、写真撮影を含む):5時間8分でした。
早池峰山登山口(河原坊)への自家用車アクセスは、毎年6月第二日曜から8月第一日曜までの土日祝日に交通規制が行われるので注意が必要です
私は夏場の登山シーズン中、交通規制が行われるものと誤解してシャトルバス乗り場を探しましたが…、規制期間じゃなかったので登山口まで自分の車で入る事ができました
今回の登山コースは、河原坊登山口からコメガモリ沢を遡り山頂へ、下山は小田越登山口を経由、舗装された自動車道を河原坊登山口へ戻る一般的なコースです。
午前5時30分、河原坊登山口から登山を開始
コメガモリ沢に沿って進みます。通常、何度かの渡渉があるようですが、この時期、沢の水量が少なく「渡渉」したと言う実感のないままに沢登りは終わってしまいました。
早池峰山は北上山地が侵食され、固い蛇紋岩質の岩が残って出来た山だそうで、コメガモリ沢コースは岩がゴロゴロした登山道を「直登」するかなりハードな登山道です。
流石に「花の100名山」だけあって、花のシーズン(6月中旬~7月下旬)が終わってしまった8月中旬でも登山道脇には多くの高山植物が花の名残を惜しみながら咲いていました。
登山道脇の高山植物を眺めながらのユックリ登山、午前7時12分に標高1,540mの「御座走り」と呼ばれる地点に到達しました。
登って来た方向を見るとこのような岩ゴロ道です。
午前7時29分、「打石」に到着、大きな岩の柱が建っていました。
更に少し進み、標高1,730m、午前7時38分には「千丈ヶ岩」に到着、この岩を乗り越えて前に進みます。
(千丈ヶ岩には鎖が設置されていましたが、鎖に頼る程の岩場ではありませんでした。)
午前8時5分、山頂に到着です。
山頂の祠、避難小屋
山頂標識
下山は、小田越登山口に向かいます。小田越登山口からの登山道は、河原坊登山口からの登山道に比べて平均的になだらかだと言えます。
(岩場が苦手な人はこちら側を利用すれば良いですね。)
山頂からの岩ゴロ道を少し下がると高山植物保護の為に木道が敷設されています。下山途中、結構長い鉄ハシゴが設置されている所がありますがハシゴの傾斜は緩く、特に問題はありません。
高山植物の種類は、河原坊登山ルートよりも小田越登山ルートの方が多いように思いました。
午前10時10分、小田越登山口に無事に下山
約30分の車道歩き(ここが一番足に堪えました)で河原坊登山口に帰着しました
早池峰山の高山植物(花の季節が終わっていたのが残念でした。)
ヨツバシオガマ
イブキジャコウソウ
ウメバチソウ
オオバギボウシ
コガネギク
シロバナトウウチソウ
ソバナ
タカネナデシコ
チシマフウロ
ナンブトラノオ
ハクサンシャジン
ハヤチネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
ミヤマシャジン
ヤマトリカブト
センジュガンピ
早池峰山の高山植物に関してはこちらのホームページが参考になります。
(花巻市の早池峰国定公園に関する公式HPです。)
http://www12.plala.or.jp/hayatine/index.htm
【追記】
2018年7月28日(土)、前夜は道の駅「はやちね」で車中泊、土、日、祝日は車両規制の為登山口まではシャトルバスを利用しました。このブログ記事の登山日は2012年8月、一番ポピュラーな河原坊-小田越コースが歩けたのですが、現在は河原坊-山頂コースが登山禁止(ガケ崩れ)になっていました。シャトルバスは登山者駐車場-小田越登山口間を運行、登山者は小田越登山口-山頂を往復することになっていました。丁度、早池峰山の花の時期でもあり、久しぶりに早池峰山の高山植物を堪能することができました。
コメント 0