岩手山(日本100名山)、コマクサの山 [日本100名山]
北海道日高山脈の主峰で日本100名山の一つ「幌尻岳」の登山を終え、北東北地方の未踏の100名山(岩手山、早池峰山、西吾妻山)を登る為、陸路で帰阪することにしました
2012年8月11日、岩手県の日本100名山、「岩手山、2,038m」に登りました
馬返し登山口から望む「岩手山」
天気予報では後でしたが、少しガスが湧いたもののお天気に恵まれた登山でした。
岩手山登山トラック軌跡
トラックログ
登山口の「馬返し」に着いたのが午前5時36分、午前5時45分から登山を開始しました。
GPSトラック軌跡、トラックログでも分かるように、「馬返し、630m」から「不動平、1,830m」まで、登山道はほぼ直登、特に7合目の「鉾立、1,720m」までは急な登りの連続です。
「2合5尺、1,050m」から登山道は新・旧に分かれますが、私は登りを新道、下りを旧道に決めていました。(特に理由は無かったのですが…)
新旧分岐を過ぎると新道からの登山者が急減?、理由が分からないままにそのまま進みましたが、下山後に分かった事ですが、旧道は物凄くザレた急坂で下るのが危険だから、旧道を登り新道を下るのが一般的だったようです。
旧道の火山礫と小石でザレた登山道が危険だから新道が造られたようですね
適当な間隔で新道と旧道を結ぶ連絡路(エスケープ路)が造られているのも理由が頷けました(ナットク)
面食らったのは、「号目」表示がいい加減だった事、「号目」間がマチマチ、上り始めて2合5尺まで1時間7分、やっと7合目に到着したのが午前8時57分、出発から3時間12分の長~い登りでした。
所が、7合目から8合目避難小屋までは標高差にして僅か43m、時間にして16分、納得がいきませんでした。
それはさておき、7合目までの「号目」表示は行程の参考になりそうです
「岩手山」は7合目まで頑張れば良い、後は楽しい山登り!
火山礫と小石が混ざった「火山独特のザレ道」が苦手な方は登下山とも「新道」をお勧めします。
馬返し登山口を午前5時36分に出発、午前8時57分、出発から3時間12分の長~い登りで7合目に到達です。
視界が開け岩手山の山頂が目の前に姿を現しました。
まだまだ先が長いな~と思いながら、少し傾斜が緩やかになった登山道を進むと…、アッと言う間に「8合目避難小屋」に到着、時刻は9時13分、7合目と8合目の標高差は僅か43m、時間にして16分でした
「8合目避難小屋」は「避難小屋」と言っても立派な作り、良く冷えたビールやジュースの販売もありました。
8合目避難小屋の標高は1,773m、更に緩やかな登山道を進み、不動平分岐(此処にも避難小屋があります)1,830mを過ぎると、登山道はいよいよ火山独特の火山礫ザレ道に変わり、傾斜も急になります。
山頂への登山道は途中で左右に分かれますが、私は右方向へ(山頂へは遠回りになりました)、最後の一踏ん張りでお釜の縁に到着、標高1,940m、時刻は9時44分でした。
この部分は、山頂(薬師岳)の正反対側に当り、正面に薬師岳が見えています。
お釜を取り巻く稜線にはこんな石仏が点々と…、
山頂を目指してお釜の縁を時計回りに進み、山頂(薬師岳)標高2,038m地点に到着したのが午前10時3分でした。
分岐を左に取っていれば10分程は短縮できたかも…、山頂は多くの登山者で賑わっていました。
2度目の噴火で出来たのでしょうか?お釜の中心に標高2,000m弱の「妙高岳」がありました。山頂にはケルンも…。
お釜の縁を時計方向にグル~っと巡りましたが、お釜には「岩手神社奥宮」が祀られていました。
最初にお釜の縁に立った位置は「奥宮」への参道の入口になっていました。
岩手山は「コマクサ」の群生地で有名な山です。
火山礫地に咲く「コマクサ」(お釜の縁の所々で見掛けましたが、群生とまでは…、きっと群生している所があるのでしょうね。)
火山礫地の常連「イワブクロ」
岩場の高山植物「イワギキョウ」
この花も火山礫の土地で良く見掛けますが…
その他、8合目避難小屋と不動平周辺で見かけた高山植物
アザミ
ウスユキソウ
ウメバチソウ
エゾエンゴグサ?(自信ナシ)、この花は7合目までの登山道脇で良く見掛けました。
クルマユリ
コガネギク
セリの仲間とヤマハハコ
ツリガネニンジン
ミヤマホツツジ
ヤマハハコ
ヨツバシオガマ
13時52分、馬返し登山口に帰着しました。
7合目から2合5尺の間、下山は旧道を歩きましたが、火山独特の岩が点在し火山礫でザレた登山道は滑り易く、随分と気を付けながらの下山でした
登りに使うとしても、ズルッ、ズルッと滑りながらの登山は疲れるでしょうね~
かくして私の100名山挑戦は、97座目の「岩手山」を無事に踏破できました
2012年8月11日、岩手県の日本100名山、「岩手山、2,038m」に登りました
馬返し登山口から望む「岩手山」
天気予報では後でしたが、少しガスが湧いたもののお天気に恵まれた登山でした。
岩手山登山トラック軌跡
トラックログ
登山口の「馬返し」に着いたのが午前5時36分、午前5時45分から登山を開始しました。
GPSトラック軌跡、トラックログでも分かるように、「馬返し、630m」から「不動平、1,830m」まで、登山道はほぼ直登、特に7合目の「鉾立、1,720m」までは急な登りの連続です。
「2合5尺、1,050m」から登山道は新・旧に分かれますが、私は登りを新道、下りを旧道に決めていました。(特に理由は無かったのですが…)
新旧分岐を過ぎると新道からの登山者が急減?、理由が分からないままにそのまま進みましたが、下山後に分かった事ですが、旧道は物凄くザレた急坂で下るのが危険だから、旧道を登り新道を下るのが一般的だったようです。
旧道の火山礫と小石でザレた登山道が危険だから新道が造られたようですね
適当な間隔で新道と旧道を結ぶ連絡路(エスケープ路)が造られているのも理由が頷けました(ナットク)
面食らったのは、「号目」表示がいい加減だった事、「号目」間がマチマチ、上り始めて2合5尺まで1時間7分、やっと7合目に到着したのが午前8時57分、出発から3時間12分の長~い登りでした。
所が、7合目から8合目避難小屋までは標高差にして僅か43m、時間にして16分、納得がいきませんでした。
それはさておき、7合目までの「号目」表示は行程の参考になりそうです
「岩手山」は7合目まで頑張れば良い、後は楽しい山登り!
火山礫と小石が混ざった「火山独特のザレ道」が苦手な方は登下山とも「新道」をお勧めします。
馬返し登山口を午前5時36分に出発、午前8時57分、出発から3時間12分の長~い登りで7合目に到達です。
視界が開け岩手山の山頂が目の前に姿を現しました。
まだまだ先が長いな~と思いながら、少し傾斜が緩やかになった登山道を進むと…、アッと言う間に「8合目避難小屋」に到着、時刻は9時13分、7合目と8合目の標高差は僅か43m、時間にして16分でした
「8合目避難小屋」は「避難小屋」と言っても立派な作り、良く冷えたビールやジュースの販売もありました。
8合目避難小屋の標高は1,773m、更に緩やかな登山道を進み、不動平分岐(此処にも避難小屋があります)1,830mを過ぎると、登山道はいよいよ火山独特の火山礫ザレ道に変わり、傾斜も急になります。
山頂への登山道は途中で左右に分かれますが、私は右方向へ(山頂へは遠回りになりました)、最後の一踏ん張りでお釜の縁に到着、標高1,940m、時刻は9時44分でした。
この部分は、山頂(薬師岳)の正反対側に当り、正面に薬師岳が見えています。
お釜を取り巻く稜線にはこんな石仏が点々と…、
山頂を目指してお釜の縁を時計回りに進み、山頂(薬師岳)標高2,038m地点に到着したのが午前10時3分でした。
分岐を左に取っていれば10分程は短縮できたかも…、山頂は多くの登山者で賑わっていました。
2度目の噴火で出来たのでしょうか?お釜の中心に標高2,000m弱の「妙高岳」がありました。山頂にはケルンも…。
お釜の縁を時計方向にグル~っと巡りましたが、お釜には「岩手神社奥宮」が祀られていました。
最初にお釜の縁に立った位置は「奥宮」への参道の入口になっていました。
岩手山は「コマクサ」の群生地で有名な山です。
火山礫地に咲く「コマクサ」(お釜の縁の所々で見掛けましたが、群生とまでは…、きっと群生している所があるのでしょうね。)
火山礫地の常連「イワブクロ」
岩場の高山植物「イワギキョウ」
この花も火山礫の土地で良く見掛けますが…
その他、8合目避難小屋と不動平周辺で見かけた高山植物
アザミ
ウスユキソウ
ウメバチソウ
エゾエンゴグサ?(自信ナシ)、この花は7合目までの登山道脇で良く見掛けました。
クルマユリ
コガネギク
セリの仲間とヤマハハコ
ツリガネニンジン
ミヤマホツツジ
ヤマハハコ
ヨツバシオガマ
13時52分、馬返し登山口に帰着しました。
7合目から2合5尺の間、下山は旧道を歩きましたが、火山独特の岩が点在し火山礫でザレた登山道は滑り易く、随分と気を付けながらの下山でした
登りに使うとしても、ズルッ、ズルッと滑りながらの登山は疲れるでしょうね~
かくして私の100名山挑戦は、97座目の「岩手山」を無事に踏破できました
はじめまして。
焼走りコースから登山すれば、途中に「コマクサロード」と
呼ばれる群生地がありますよ。(^^)
by ゴーゴー (2012-10-29 16:34)