槍ヶ岳と黒部源流の100名山(黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳)を訪ねて、Part-Ⅴ(下山) [日本100名山]
槍ヶ岳と黒部源流の100名山(黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳)を訪る山旅の五日目です。
2012年7月27日、今日は下山の日、「三俣山荘~双六小屋~鏡平山荘~わさび平小屋~新穂高温泉」の19.5Kmの行程です。
双六池と傘ヶ岳
鏡平山荘
今日の行程は、累積標高差:登り900m、下り2,400m、沿面行程距離:19.5Km、今回の山旅で最も長い距離、長い下り、膝を庇ってノ~ンビリ下山でした。
午前5時33分、三俣山荘前から撮影した「槍ヶ岳」です。
午前5時38分、三俣山荘にバイバイ、三俣蓮華岳に向かって歩き出しました。
午前6時14分、三俣峠に到着、ここは双六小屋方面への巻き道分岐です。
宿を出発する時に「巻き道はアップダウンがきつく、花も未だです。」との情報を得ていたので「巻き道」はパス、三俣蓮華岳の山頂を目指して更に登りました。
午前6時43分、三俣蓮華岳の山頂に到着しました。
今日は行程が長いので山頂を直ぐに出発、双六岳に向かう尾根道を進みます。
尾根道は起伏も少なく、素晴らしい眺望が開けていました。
(尾根道はなだらかに双六岳へと続き、右手奥には笠ヶ岳、遥か彼方には、左:乗鞍岳、右:御岳山が頭を覗かせています。)
尾根道の脇には色々な高山植物が…、
タテヤマリンドウ
ゴゼンタチバナ
イブキゼリ
ハクサンイチゲ(白)、ミヤマキンポウゲ(黄)
午前7時38分、「双六小屋への中道ルート」と「双六岳への尾根道」の分岐点に到達、写真を撮影しながらの移動を考えると順調なペースです
尾根道と別れ、中道ルートを少し下った所で「雷鳥の親子」に出会いました。
今回の山旅では、好天に恵まれたにもかかわらず雷鳥には良く出会いました。
ガレ道を少し下がった辺りから「コバイケイソウ」の大群落が始まっていましたが、今は新芽の時期で花は未だ咲いていません。
双六小屋への中道ルートも花の宝庫です。特に「ハクサンイチゲ」が見頃を迎えていました。
タテヤマリンドウ
ショウジョウバカマ
午前8時40分、双六小屋に到着です(ホッ)
双六池とテント場
双六池と笠ヶ岳(右奥)
双六小屋で小休止の後、下山道の「弓折乗越」に向け出発です。
「双六小屋」から「弓折乗越」の間の登山道脇はは色々な高山植物の花園でした。
モミジカラマツソウ
ミツバノバイカオウレン
「槍ヶ岳と穂高連峰」のビューポイント(標高2,620m)らしいのですが、飛騨沢からのガスが邪魔をして
クロユリ(初見です)
エンレイソウ
ハクサンフウロ
ヤマハハコの蕾
ツマトリソウ(ボケて写っているのはゴゼンタチバナ)
クルマユリの蕾
コケモモ
クロユリ(クロユリベンチと言う休憩場所に群生して咲いていました。)
ハクサンイチゲ(白)、ミヤマキンポウゲ(黄)@花見平
ハクサンチドリ
ダイモンジソウ
ヤマハハコ
タカネニガナ
まるで植物図鑑のような日記になってしまいましたが、弓折乗越と双六小屋を結ぶ尾根道は花の多い登山道でした
高山植物に見とれながら尾根道を歩いていると何時の間にか「弓折乗越」に到着しました。
時間は午前10時5分でした。
この尾根道は、弓折岳、大ノマ岳、抜戸岳を経て傘ヶ岳に続いています。
私は此処で尾根道とはバイバイ、鏡平へと坂道を下ります。
登山道脇の花は少なくなりました。
キスミレに似た花が咲いていたので写真におさめ帰宅後名前を調べたら「オオバミゾホウズキ」という花のようです。
午前10時46分、「鏡平山荘」に到着しました。
山荘前の池の畔には、「チングルマ」と「コイワカガミ」が咲いていました。
チングルマ
コイワカガミ
「鏡平山荘」では「かき氷」を販売していました。
標高を下げるに従って暑さが厳しくなってきたので、
「かき氷500円+練乳50円(イチゴミルク)」を注文、メッチャ美味しかったです
鏡平山荘で暫く休憩を取り、秩父沢に向かって小池新道を下りました。
下山道は風がなく物凄く暑く感じます。
今朝、三俣山荘前の気温は10度、登ってくる登山者の話では、高山市は33度だったとか、無理もありません
樹林帯の下山道には眺望も無く、唯一の楽しみは道端の「花」です。
オオバキスミレ
アカモノ
小池新道の標高1,755m付近に秩父沢の支流がありました。
鏡平から始めての水場、水温は冷たく、汗ビッショリの体を拭き、しばらく休憩をしました。
(生き返りました)
終着の新穂高温泉はまだまだ先です
標高を下げるに従い、植生も変わってきました。
シシウド?
クガイソウ
タテヤマウツボグサ
もうすぐ左俣林道です。秩父沢から弓折岳方面
13時48分、左俣林道に到着
14時10分、ワサビ平小屋に到着、一休み(小屋の写真を写し忘れました)
沢水で冷やした「トマト」を販売していたので「丸かじり」美味しかった~
ここから更に1時間20分ほどの林道歩きが待っています
「新穂高温泉」の温泉街手前に咲いていた「オオウバユリ」
16時丁度、愛車が待つ「新穂高温泉登山者駐車場」に帰り着きました。
もうフラフラ、「三俣山荘」から一気に「新穂高温泉」への下山は堪えました。
企画段階では「双六小屋」から下山の予定でしたが、初日(23日)に「槍平小屋」泊まりに変更した「付け」が今日の結果でした
三俣山荘から新穂高温泉への下山GPSトラックログ
(直線距離19.1Km(沿面距離19,6Km)、所要時間(含む休憩)10時間22分)
2012年7月27日、今日は下山の日、「三俣山荘~双六小屋~鏡平山荘~わさび平小屋~新穂高温泉」の19.5Kmの行程です。
双六池と傘ヶ岳
鏡平山荘
今日の行程は、累積標高差:登り900m、下り2,400m、沿面行程距離:19.5Km、今回の山旅で最も長い距離、長い下り、膝を庇ってノ~ンビリ下山でした。
午前5時33分、三俣山荘前から撮影した「槍ヶ岳」です。
午前5時38分、三俣山荘にバイバイ、三俣蓮華岳に向かって歩き出しました。
午前6時14分、三俣峠に到着、ここは双六小屋方面への巻き道分岐です。
宿を出発する時に「巻き道はアップダウンがきつく、花も未だです。」との情報を得ていたので「巻き道」はパス、三俣蓮華岳の山頂を目指して更に登りました。
午前6時43分、三俣蓮華岳の山頂に到着しました。
今日は行程が長いので山頂を直ぐに出発、双六岳に向かう尾根道を進みます。
尾根道は起伏も少なく、素晴らしい眺望が開けていました。
(尾根道はなだらかに双六岳へと続き、右手奥には笠ヶ岳、遥か彼方には、左:乗鞍岳、右:御岳山が頭を覗かせています。)
尾根道の脇には色々な高山植物が…、
タテヤマリンドウ
ゴゼンタチバナ
イブキゼリ
ハクサンイチゲ(白)、ミヤマキンポウゲ(黄)
午前7時38分、「双六小屋への中道ルート」と「双六岳への尾根道」の分岐点に到達、写真を撮影しながらの移動を考えると順調なペースです
尾根道と別れ、中道ルートを少し下った所で「雷鳥の親子」に出会いました。
今回の山旅では、好天に恵まれたにもかかわらず雷鳥には良く出会いました。
ガレ道を少し下がった辺りから「コバイケイソウ」の大群落が始まっていましたが、今は新芽の時期で花は未だ咲いていません。
双六小屋への中道ルートも花の宝庫です。特に「ハクサンイチゲ」が見頃を迎えていました。
タテヤマリンドウ
ショウジョウバカマ
午前8時40分、双六小屋に到着です(ホッ)
双六池とテント場
双六池と笠ヶ岳(右奥)
双六小屋で小休止の後、下山道の「弓折乗越」に向け出発です。
「双六小屋」から「弓折乗越」の間の登山道脇はは色々な高山植物の花園でした。
モミジカラマツソウ
ミツバノバイカオウレン
「槍ヶ岳と穂高連峰」のビューポイント(標高2,620m)らしいのですが、飛騨沢からのガスが邪魔をして
クロユリ(初見です)
エンレイソウ
ハクサンフウロ
ヤマハハコの蕾
ツマトリソウ(ボケて写っているのはゴゼンタチバナ)
クルマユリの蕾
コケモモ
クロユリ(クロユリベンチと言う休憩場所に群生して咲いていました。)
ハクサンイチゲ(白)、ミヤマキンポウゲ(黄)@花見平
ハクサンチドリ
ダイモンジソウ
ヤマハハコ
タカネニガナ
まるで植物図鑑のような日記になってしまいましたが、弓折乗越と双六小屋を結ぶ尾根道は花の多い登山道でした
高山植物に見とれながら尾根道を歩いていると何時の間にか「弓折乗越」に到着しました。
時間は午前10時5分でした。
この尾根道は、弓折岳、大ノマ岳、抜戸岳を経て傘ヶ岳に続いています。
私は此処で尾根道とはバイバイ、鏡平へと坂道を下ります。
登山道脇の花は少なくなりました。
キスミレに似た花が咲いていたので写真におさめ帰宅後名前を調べたら「オオバミゾホウズキ」という花のようです。
午前10時46分、「鏡平山荘」に到着しました。
山荘前の池の畔には、「チングルマ」と「コイワカガミ」が咲いていました。
チングルマ
コイワカガミ
「鏡平山荘」では「かき氷」を販売していました。
標高を下げるに従って暑さが厳しくなってきたので、
「かき氷500円+練乳50円(イチゴミルク)」を注文、メッチャ美味しかったです
鏡平山荘で暫く休憩を取り、秩父沢に向かって小池新道を下りました。
下山道は風がなく物凄く暑く感じます。
今朝、三俣山荘前の気温は10度、登ってくる登山者の話では、高山市は33度だったとか、無理もありません
樹林帯の下山道には眺望も無く、唯一の楽しみは道端の「花」です。
オオバキスミレ
アカモノ
小池新道の標高1,755m付近に秩父沢の支流がありました。
鏡平から始めての水場、水温は冷たく、汗ビッショリの体を拭き、しばらく休憩をしました。
(生き返りました)
終着の新穂高温泉はまだまだ先です
標高を下げるに従い、植生も変わってきました。
シシウド?
クガイソウ
タテヤマウツボグサ
もうすぐ左俣林道です。秩父沢から弓折岳方面
13時48分、左俣林道に到着
14時10分、ワサビ平小屋に到着、一休み(小屋の写真を写し忘れました)
沢水で冷やした「トマト」を販売していたので「丸かじり」美味しかった~
ここから更に1時間20分ほどの林道歩きが待っています
「新穂高温泉」の温泉街手前に咲いていた「オオウバユリ」
16時丁度、愛車が待つ「新穂高温泉登山者駐車場」に帰り着きました。
もうフラフラ、「三俣山荘」から一気に「新穂高温泉」への下山は堪えました。
企画段階では「双六小屋」から下山の予定でしたが、初日(23日)に「槍平小屋」泊まりに変更した「付け」が今日の結果でした
三俣山荘から新穂高温泉への下山GPSトラックログ
(直線距離19.1Km(沿面距離19,6Km)、所要時間(含む休憩)10時間22分)
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