槍ヶ岳と黒部源流の100名山(黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳)を訪ねて、Part-Ⅱ(槍平~槍ヶ岳~双六小屋) [日本100名山]
槍ヶ岳と黒部源流の100名山(黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳)を訪る山旅の二日目です。
2012年7月24日、今日の行程は「槍平~千丈乗越~槍ヶ岳~(西鎌尾根)~双六小屋の12.2Kmです。
行程が長いので「槍平山荘」を午前4時45分に出発しました。
飛騨沢に沿った登山道を上流へと進みます。
歩き出して15分、午前5時、標高2,000m地点で「キヌガサソウ」が咲いていました。
高い山にも「花の季節」が訪れ、今日も「花」に疲れを癒されながらの山旅です
そして、標高2,100m付近では「サンカヨウ」の花
2,400m付近では「タカネザクラ」
ベニバナイチゴ
季節、標高や地形、地質によって異なる様々な高山植物に出会えるのも山登りの魅力の一つです
午前6時40分、標高は2,480m、飛騨沢の西方向の眺望が開けてきました。
(一番左端が「笠ヶ岳」、右に抜戸、大マノ、弓折岳、右端は樅沢岳では…、目の前の尾根筋は奥丸山から千丈乗越への縦走路です。)
更に飛騨沢に沿った登山道を進みます。
標高2,480m付近に「オオバキスミレ」、
2,530m付近に「コイワカガミ」が咲いていました。
午前6時54分、飛騨沢から西鎌尾根(千丈乗越)への分岐点(2,555m)に到達しました。
飛騨沢をそのまま「飛騨乗越」まで遡るルートもありますが、時間は少し多くかかりますが「千丈乗越」経由で「槍ヶ岳」へのルートの方が景色が遥かに素晴らしいので、ここで「飛騨沢」とお別れすることにしました
午前7時20分、奥丸山尾根の縦走路と合流しました。
途中の道端には「ハクサンイチゲ」が見頃を迎えていました。
此処から西鎌尾根の尾根筋(千丈乗越)まではガレた急斜面の登りが続きます。
途中、標高2,670m付近のハイマツが「花と実」を付けていました。
(ハイマツの実はホシガラスの大好物です!)
2,735m付近の岩場に「イワツメグサ」、もう直ぐ尾根筋を感じさせます。
午前7時52分、西鎌尾根に出ました。「千丈乗越、2,734m」です。
此処から「槍ヶ岳」へは細く急傾斜の尾根道が続きます。
高山の岩場に咲く植物が花を付けていました。
イワギキョウ
ミヤマダイコンソウ?
ヨツバシオガマ
標高2,820m付近から見た「西鎌尾根」
(伸びていった先は「双六岳、三俣蓮華、etc 」)
標高2,950m付近の「西鎌尾根」登山道の様子です。岩ガレの急な坂道が続きます。
「槍ヶ岳山荘」の直ぐ近くで「雷鳥♀」に出会いました。
午前9時20分、「槍ヶ岳山荘」に到着しました。
丁度、ヘリコプターで荷揚げの真最中でした。
午前9時48分、「槍ヶ岳、3,180m」の山頂です。
「槍ヶ岳山荘」前の道標
ガスで霞むのは「大喰岳、3,101m」です。
午前10時30分、今夜の宿、「双六山荘」へと「西鎌尾根」を引き返しました。
途中、「千丈乗越」の手前で、今度は「雷鳥♂」に出会いました。
雷鳥は濃い霧の日や雨の日によく出会いますが、今日のような良い天気の日にも遇えるのですね。
♂に出会うのは稀だからラッキーでした。
西鎌尾根も高山植物の宝庫でした。
ミヤマオダマキ
イワオウギ
ミヤマウスユキソウ
イブキジャコウソウ
ミヤマクワガタ
14時55分、「樅沢岳、2,755m」に到達です。
樅沢岳の山頂から「双六小屋」に向かう途中、今日三度目の「雷鳥」との出会いです。
雷鳥♀
15時34分、長~い一日山旅が終わり、今夜の宿「双六山荘」に到着です
今日一日の行程ログ
累積標高差、登り1,778m、下り1,207m、行程距離(沿面)12.2Kmでした
2012年7月24日、今日の行程は「槍平~千丈乗越~槍ヶ岳~(西鎌尾根)~双六小屋の12.2Kmです。
行程が長いので「槍平山荘」を午前4時45分に出発しました。
飛騨沢に沿った登山道を上流へと進みます。
歩き出して15分、午前5時、標高2,000m地点で「キヌガサソウ」が咲いていました。
高い山にも「花の季節」が訪れ、今日も「花」に疲れを癒されながらの山旅です
そして、標高2,100m付近では「サンカヨウ」の花
2,400m付近では「タカネザクラ」
ベニバナイチゴ
季節、標高や地形、地質によって異なる様々な高山植物に出会えるのも山登りの魅力の一つです
午前6時40分、標高は2,480m、飛騨沢の西方向の眺望が開けてきました。
(一番左端が「笠ヶ岳」、右に抜戸、大マノ、弓折岳、右端は樅沢岳では…、目の前の尾根筋は奥丸山から千丈乗越への縦走路です。)
更に飛騨沢に沿った登山道を進みます。
標高2,480m付近に「オオバキスミレ」、
2,530m付近に「コイワカガミ」が咲いていました。
午前6時54分、飛騨沢から西鎌尾根(千丈乗越)への分岐点(2,555m)に到達しました。
飛騨沢をそのまま「飛騨乗越」まで遡るルートもありますが、時間は少し多くかかりますが「千丈乗越」経由で「槍ヶ岳」へのルートの方が景色が遥かに素晴らしいので、ここで「飛騨沢」とお別れすることにしました
午前7時20分、奥丸山尾根の縦走路と合流しました。
途中の道端には「ハクサンイチゲ」が見頃を迎えていました。
此処から西鎌尾根の尾根筋(千丈乗越)まではガレた急斜面の登りが続きます。
途中、標高2,670m付近のハイマツが「花と実」を付けていました。
(ハイマツの実はホシガラスの大好物です!)
2,735m付近の岩場に「イワツメグサ」、もう直ぐ尾根筋を感じさせます。
午前7時52分、西鎌尾根に出ました。「千丈乗越、2,734m」です。
此処から「槍ヶ岳」へは細く急傾斜の尾根道が続きます。
高山の岩場に咲く植物が花を付けていました。
イワギキョウ
ミヤマダイコンソウ?
ヨツバシオガマ
標高2,820m付近から見た「西鎌尾根」
(伸びていった先は「双六岳、三俣蓮華、etc 」)
標高2,950m付近の「西鎌尾根」登山道の様子です。岩ガレの急な坂道が続きます。
「槍ヶ岳山荘」の直ぐ近くで「雷鳥♀」に出会いました。
午前9時20分、「槍ヶ岳山荘」に到着しました。
丁度、ヘリコプターで荷揚げの真最中でした。
午前9時48分、「槍ヶ岳、3,180m」の山頂です。
「槍ヶ岳山荘」前の道標
ガスで霞むのは「大喰岳、3,101m」です。
午前10時30分、今夜の宿、「双六山荘」へと「西鎌尾根」を引き返しました。
途中、「千丈乗越」の手前で、今度は「雷鳥♂」に出会いました。
雷鳥は濃い霧の日や雨の日によく出会いますが、今日のような良い天気の日にも遇えるのですね。
♂に出会うのは稀だからラッキーでした。
西鎌尾根も高山植物の宝庫でした。
ミヤマオダマキ
イワオウギ
ミヤマウスユキソウ
イブキジャコウソウ
ミヤマクワガタ
14時55分、「樅沢岳、2,755m」に到達です。
樅沢岳の山頂から「双六小屋」に向かう途中、今日三度目の「雷鳥」との出会いです。
雷鳥♀
15時34分、長~い一日山旅が終わり、今夜の宿「双六山荘」に到着です
今日一日の行程ログ
累積標高差、登り1,778m、下り1,207m、行程距離(沿面)12.2Kmでした
コメント 0